2021.02.25
~高2総合学習の1年間の取り組みを紹介します(令和3年2月20日)~

高校2年生は週に1時間、総合的な学習の時間を設定し、探究活動を行っています。昨年度はSDGs(持続可能な開発目標)をテーマに活動しました。

 

 本年度は企業探究をテーマに活動しています。実在の企業から課されたミッションに取り組み、自分たちならではの視点から探究し、考え抜いた企画をプレゼンします。今回ミッションを提供してくれたのは、朝日新聞、カルビー、博報堂、富士通、三菱地所、メニコンの6社になります。

 

 各クラス内でグループを作り、それぞれの企業から課されたミッションにしたがい、1年間をかけて提言を行いました。今回のミッションは、「ここからの、あたりまえを私たちがつくる。○○○○○を提案せよ!」で、○○○○○には、各企業が示す新サービスや企業CM、新事業などのイメージが入ります。とても抽象的で難しいテーマばかりでしたが、高校生ならではのフレッシュな視点で新しい取り組みが企画されました。

 

    

 

  2月10日(水)の午後の2時間を使って、各企業で集まり、企業チャンプを決定しました。その結果は以下の通りです(上位3位まで掲載)。

 

    

    

 

 〔カルビー〕第1位 D組、第2位 I組、第3位 F組

 〔メニコン〕第1位 A組、第2位 B組、第3位 E組

 〔富士通〕 第1位 I組、第2位 A組、第3位 H組

 〔博報堂〕 第1位 A組、第2位 I組、第3位 B組

 〔三菱地所〕第1位 I組、第2位 A組、第3位 F組

 〔朝日新聞〕第1位 B組、第2位 D組、第3位 A組

 

 昨年度に比べて与えられたミッションが抽象的で、それを具体化する作業に生徒は苦労していました。また新型コロナ感染の問題もあり、校外に出ての活動もできませんでした。こうした制約をものともせず、生徒は知恵を働かせ、想像し、意見をまとめ、新たに創り上げ、見事にプレゼンしました。まさに「想像力×創造力=∞(無限大)」というところです。生徒の成長ぶりをうかがえる一年間でした。