5月26日(火)~28日(木)の3日間,中学3年生は京都・奈良方面に行きました。中1・中2の校外教育やその後の学校生活で培ってきた自主性と自律性を最大限に発揮する絶好の機会です。その実施に際しては,連日代表生徒が長い時間をかけて話し合い,準備を進めてきました。
集合は東京駅で,行程のすべてを取り仕切るのは代表生徒の役割です。全員集合を確認した後,すみやかに新幹線に乗り込み,途中他の乗客の迷惑になることがないよう心がけ、新大阪の駅で無事下車しました。新大阪からはクラスごとにバスに分乗し,奈良名物「柿の葉ずし」に舌づつみを打った後,法隆寺と奈良公園の見学をしました。
宿泊所は京都洛中にある瀟洒な雰囲気のただよう松井本館でした。明けて2日目は,十分に準備をしてきた京都市内の班別研修です。各班員は現地のシルバーガイドさんと合流し,二条城や金閣寺,京都御所など,終日京都の醍醐味を堪能してきました。宿泊所帰着後はひとまず夕食をとり,高台寺に出発しました。見事なライトアップで出迎えてくれた高台寺では能を見学し,最初こそその荘厳さにおどろいたものの,やがてその素晴らしさに全員息を呑んで,食い入るように見つめていました。
3日目は建仁寺で法話と座禅の体験をしました。その後清水寺を見学し,その門前にある清水順正おかべ家で昼食をとりました。食後はしばらく自由行動となり,各自買い物などを楽しみました。帰路はバスで京都駅に向かい,新幹線に乗って午後5時すぎには無事東京駅に到着しました。
今回の校外教育を通じて,中学最高学年としての自覚を促すことができたようです。今後は,平素の学習や部活動など,全ての面で中学校生活最高の年にして欲しいと思っております。