日々国際感覚を磨きながら、海外で活躍する時を思い描く生徒たちがいるIAの教室では、個性と個性が良い意味でぶつかり合っているもの。例えば、美術の作品にしても、「えっ? こんな発想もあるの!?」というふうにユニークなもののオンパレード。外国人教員のマイク先生から言わせると、その雰囲気は「まさにカラフル!」。国際=インターナショナルを冠に掲げたIAでは、英語だけでなく、コミュニケーション能力やICT活用能力など、未来の国際人に欠かせない様々な能力も伸ばしています。
TA、AA、GA、SAに所属する生徒たちは、修学旅行でベトナムへ。IAはボストンにて10日間の海外研修を行います。
フィリピンの「セブ島」で行われる、全コースを対象にした英語力強化のための語学研修です(希望制)。滞在先は現地の寮で、1日当たり3~4コマ、ネイティブスピーカーとのマンツーマンで、英会話の集中レッスンに励みます。
ロンドン市内見学や語学プログラム、オックスフォード大学見学ツアーを通し、異文化コミュニケーションやイギリス文化を学びます。高1、高2の希望制で行くことができる、17日間のプログラムです。
世界屈指の多様性のある都市「ニューヨーク」でホームステイをしながら、国際機関、大学、企業などを訪問する9日間の特別な視察研修。テーマは『世界を見に行く』です。国連本部、ウォール街、タイムズスクエア、コロンビア大学、そして、日系企業を含む現地企業など、行先は盛りだくさんです。
高1の探究学習を通して芽生えた知的好奇心を、発展途上国が抱える問題に結びつけ、その解決に向けて取り組む活動を凝縮した『高校生のための問題解決プロジェクト』。SDGsに関連した海外研修プログラムの一環で、実施するのは高1の春休みです。2021年春には希望者が途上国に飛び、ハンディキャップを持つ子供が描くデザインを基に、雑貨を作って販売するプロジェクトに挑戦する予定です。
IAコースでは夏季休暇を利用した全員参加によるワークショップ型の5日間集中プログラムを実施。日本の大学で学ぶ留学生が中心となり、少人数のグループごとにテーマを設けてディスカッションします。最終日には、取り組みの成果をプレゼンテーション。ただ話す、聞くだけでなく、より相手に伝わる方法を考えながら英語力を鍛え、国際的視野を広げます。
1人1台所有するiPadを活用して、月に1~2回、海外在住のネイティブたちとオンライン上でコミュニケーション。一昨年から実施されている高1・高2対象の語学研修の一つで、2020年度からの新コース制に合わせて、より強化した内容にパワーアップしました。
インターネット上のテストに挑む『M-Reader』をテキストにして展開する多読を導入。「何万語読んだ」という登録制ですが、コンピュータから出題されるクイズに正解すると、その数が累積され、不正解なら、ゼロカウントに戻るというスリリングなもの。生徒たちにはこのゲーム性が評判となり、今では多読を通して生徒たちの英語力がめきめきと上達。『M-Reader』は図書館とも連携しているので、関連性のある図書を自ら探しに来る生徒も。主体的に英語に取り組む姿勢を養うプログラムとしても、多読が注目されています。