2018.04.12
~入学式が行われました(4月8日)~

 例年に比べて早めに咲いた桜も盛りを過ぎた4月8日()、中学校高等学校入学式が行われました。今年度も希望に満ちあふれた多くの新入生を迎えることができました。中学・高等学校あわせて429名が本学院の校門をくぐり,緊張のなか,決意を秘めて晴れの入学式に臨みました。校歌斉唱の後,大井校長先生から式辞がありました。

 

 

 本校は創立79年目を迎えます。創立者の伊藤友作先生が定めた校訓「明敏謙譲」に重きを置いて、きめ細かで丁寧な指導を継続してきました。また本校は部活動が盛んで、このようなスポーツ・文化芸術部門での大きな成果や伝統を大切にしつつ、学力向上や進学実績の向上を強力に推し進めています。そのために新入生の皆さんには、本校の生徒として意識してもらいたいことが3つあります。1つ目は自ら考え、自ら学び、自ら行動できる生徒になって下さいということです。2つ目は高い志を持ち、学習やスポーツ、文化活動に励む「文武両道」を目指す生徒になって欲しいということです。高い志を持って日々の学習に取り組み学力の向上をはかってください。全国レベルで活躍しながら受験も頑張って成果が出せる、そのような文武両道を体現したスケールの大きい先輩たちがいます。3つ目は、自らを律することができ、人を思いやることのできる人間性豊かな生徒になって欲しいということです。自分に厳しく、人には優しく接することができる人間味あふれる生徒になって欲しいと思います。以上の3つのことを実践し、様々な場面で友情を育み、互いに切磋琢磨して日々の学校生活を有意義なものにして下さい。3年後または6年後、生徒や保護者の皆さまに「昭和学院で学んで良かった。」「昭和学院に入学して良かった。」と言っていただけるよう、チーム昭和を合い言葉に、教職員一丸となって情熱あふれる教育活動を展開していく所存です。

 

 続いて来賓祝辞では,本学院山本徹理事長および本学院中高奨学会会長山崎憲一様からお話がありました。山本理事長先生からは、厳しい国際競争社会を生き抜き、日本にかつての輝きを取り戻すために努力して欲しいというメッセージがありました。奨学会長・山﨑憲一様からも、周りの方への感謝の気持ちを忘れないこと、これからの人生の設計図を描く大切な時間として、目標を持って充実した日々を過ごして欲しいことなど、励ましのご祝辞がありました。さらに数多くの心温まる祝電が披露され、在校生代表として橋本君が歓迎の言葉を読み上げました。続いて青木君と五十嵐さんが新入生代表として力強い誓いの言葉を述べ、盛会のうちに式は終了しました。

 

    

 

 当日はご多忙の中多くのご来賓の方々にお越しいただき,各界からも多くの祝電を頂戴しました。厚く御礼申し上げます。